<前回のまとめ>
「プレゼンの手順で最も難しい構想を解決する方法が”吐き出し→関連づけ→抽象化”です。この方法は、KJ法という名前がついており、プレゼンに限らず、様々な文書作成に役立ちます。」という内容でした。
●前回に引き続き、便利なKJ法について解説します。
というのは、前回からの繰り返しになりますが、KJ法は、ビジネスパーソンにとって非常に役に立つ方法だからです。私の場合、今では、なくてはならない思考ツールです。
●例えば、私は、以下のようなシーンでKJ法を使っています。
・プレゼンの資料の構想作り
・メール作成
・メルマガ作成
・企画作成
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●つまり、頭の中に漠然と存在する情報を、”紙”にアウトプットする時に使っています。もっと詳しく解説すると頭の中に情報が断片的に存在し、情報の抜けがあるのかどうかすら定かではない”モヤモヤ”とした状態の時です。
●それでいて、何からの情報をアウトプットしなければならないため、気持は焦っています。早くその”モヤモヤ”を解消して仕事を終わりにしたい。このような状態の時にKJ法が解決しています。もし、KJ法の手順を知らなければ、どのような手順で解決すればよいのか分からなかったほどです。
●そもそもKJ法は、「発想法」というタイトルがつけられているように何らかのアイデアを創出して、それをどのように整理していくのかという手順のことです。そして、代表的な例は会議などで多くの人の意見を集約し、整理し、そして、最終的な結論を導すことが可能ということで有名です。
●皆さんは、会議で色々な人の意見が出されるのだけれども、収束できずに錯乱するだけの状態を経験したことはないでしょうか? 私はあります。(^^;)
会議でKJ法を用いて意見を集約させていく手順について、簡単にご紹介します。
1.参加者が自由に意見を出し合う(ブレンストーミング)
2.記録係りが参加者の発言を一行タイトルにして、名刺大の紙に書く
3.名刺大の紙を眺めて関連するグループにまとめる
4.関連するグループの共通項目をタイトルにつける
5.関連するグループの関係を図でまとめる
6.図の関係を文章でつなげる
●このような手順をとることで多くの人が漠然と思い描いていた情報が洗い出され、そしてそれらが集約され、最終的に一つの結論として整理されていくのです。意見が錯乱するだけでなかなか収束できないのは、結局のところ、収束させるための方法論が明確になっていないのです。ですから、そのような場合は、KJ法が解決してくれます。
●しかし!!それだけではありません!!
KJ法を知ると、もっと多くのビジネスシーンでKJ法が活用されていることがわかります。例えば、以下のような書籍を読むとKJ法と共通する手順が書かれています。
・図解表現における情報の整理方法
・プランナーによる企画の発想方法
・コピーライターによるキャッチコピーの発想方法
●これらの著者がKJ法を知っているのかどうか私もわかりません。しかし、プランナーやコピーライターの方々が実際にKJ法と似た手順を使っているところが興味深いところです。それほど、ビジネスシーンで深く浸透しているということですね。
●ですから、皆さんが仕事で何らかのアウトプットを要求された時には、とても役に立つ方法なので、知っておいて損はありません!!断言します!!
⇒「発想法―創造性開発のために (新書) 川喜田二郎 (著) 」
http://tinyurl.com/2b9avl |