<前回のまとめ>
「セミナーの参加者の方から、過去の失敗事例を教えてもらえないか?という質問がありましたのでご紹介します。3つ目は作業の開始前に方向性の確認の意識が薄かった。4つ目は未知の情報を発表して失敗した。」という内容でした。
●少し前に出版社の方と打ち合わせをしていた時のことです。
「実際にプレゼンをする時の配布資料ってどうすれば良いの?」という質問がありました。つまり、
a.配布資料の内容
b.配布タイミング
c.印刷形態
これらは実際にどれがベストなのか?という質問でした。そこで、今回はこの配布資料について解説します。
●配布資料についてはプレゼンの書籍でも主張は様々です。
・プレゼン資料と同じ形式のものを配布するもの。
・配布資料は、ノート形式で印刷するもの。
・配布資料は最初に配るもの。
・配布資料は最後に配るもの。なぜならプレゼンの途中に先を読まれるため自分の発表を見れくれない。
など、主張は様々です。
●しかし、配布資料以前にそもそも「プレゼン資料」についてのイメージが違っています。私がメルマガやサイトで説明している「プレゼン資料」とは、
・文字が少なく、キーワードが中心
・文字サイズは20ポイント以上
・文章より図形が中心
●このような資料をイメージしています。皆さんはどうですか?
この場合、キーワードが中心で説明が少ないので、そのキーワードを見ただけでは何を意味しているのか分かりにくいという側面があります。
例えば、「プレゼンは、人生だ!!」
などの一文しかスライドには書かれていません。
●すると、それを見た人は「どういうこと?」という疑問に感じます。それを実際の発表の時に口頭で説明するのです。つまり口頭での説明が中心でプレゼン資料は補足的な位置づけなのです。
●一方、これとは異なり、非常に細かく情報を詰め込んだ「プレゼン資料」というのがあります。
・文章が多く、長文もある
・文字が小さく10ポイントのものもある
・文章と図形の両方が配置されている
●このようなプレゼン資料もよく見かけます。
このプレゼン資料の場合、伝えたい情報は資料に詰め込んであり、配布して読んでもらうことを前提としています。
●しかし、資料を配布するだけでは不親切なので、念のために資料の内容を説明しましょう、というスタンスのものです。つまり、資料が中心で、口頭の説明が補足的な位置づけなのです。話がややこしくなるのでこのようなプレゼン資料は、ここでは「説明資料」と呼びます。
●このようにプレゼン用の資料のイメージも人によって異なります。
これに加えて「プレゼン資料」や「説明資料」だけでは足りない情報を集めた「補足資料」というものもあります。
●以上、3種類に分かれますが、これを実際に印刷して「配布資料」とすることが多いと予想しています。
1.「プレゼン資料」をそのまま印刷して配布する
2.「説明資料」を印刷して配布する
3.「1.」「2.」の資料だけでは説明不足を補うための補足資料
このように分かれます。そこで、冒頭の質問の「a.配布資料の内容」の回答ですが、これはプレゼンの種類によって3種類に分かれるということです。
●次に「 b.配布タイミング」ですが、これについては、私は「どのような場合でも最初に配布する」ことをお勧めしています。理由は以下の通りです。
・手元に資料があるとプレゼンを聞きながら書き込みできる。
・資料を先に読まれて発表者のことを見てくれないという状況は少な
い。
(よほどのことがない限り、皆、プレゼンターことを見ている。)
・もし、プロジェクタが故障した場合、配布資料で説明できる。
●最後に「c.印刷形態」ですが、こちらは「2スライド/Page」で印刷し、なおかつ、可能であれば両面印刷」をお勧めします。その理由は以下の通りです。
・1スライド/Pageはスペースが無駄(2スライド/Pageでも判読可能)
・3スライド/Page以上は文字の判読が不可能になる可能性あり
・2スライド/Pageでも十分書き込みのスペースがある
●以上です。
また新たな主張者が増えただけかもしれません(^^;) が、実際、私は、上記のように対応しています。
皆さんは如何でしょうか?
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