<前回のまとめ>
「9/11の衆議院選挙に向けた小泉首相の街頭演説は泣ける演説でした。この演説から、プレゼンに応用できるテクニックがいくつかありましたので紹介します。それは、1.テーマが明確である、2.簡潔で力強いメッセージで表現する、3.具体的である、4.重要な言葉を強調する、5.熱がある、という点です。」
という内容でした。
●今回のメルマガは最初にお詫びを申し上げます。
「先日から風邪を引いたため、体調が思わしくなく、あまり質のよい内容とはいえないかも知れません。その点、ご了承いただき、お読みください。」
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●どうでしょう?この書き出し...
・「えっ!何?大丈夫なの?」と心配してくださった方
・「ふざけるな!」とお怒りの方
・「ふーん」と興味のない方
色々、いらっしゃると思います。(^^;)
でも、どちらかというとがっかりしませんか?せっかく読もうと思ったのに最初にお詫びが入ると、気がそがれるものです。
●なぜ、こんな書き出しをしているのか?というと、プレゼンを開始する前にこのような言い訳をする人が大勢いるからです。例えば、
・あまり時間がなくて資料の出来が...
・体調が悪くて...
・声の調子が悪くて... など
●もちろん、そういうこともあるでしょう。上司からの突然の依頼で資料が間に合わないこともあるでしょう。体調が悪いこともあるでしょう。しかし、最初に言い訳をしたからと言って状況は何も変わりません。
●世の中、優しい人ばかりではありません。また、”ビジネス”のプロという方から見れば、言い訳など必要としません。むしろ、
・だから、何? 俺にどうしろというの?
・プレゼンをやる日は随分、前から決まっていただろう!
・体調が悪いのはお前の自己管理が未熟なんだろう!
と反発されることは必至です。
●にも係らず、なぜ、プレゼンの冒頭でこのような言い訳をしてしまう人が多いのでしょうか?私の考えでは、2つの原因があるからだと見ています。1つ目は、「甘えの構造」が日本の文化として深く根付いているからです。
⇒甘えの構造(http://tinyurl.com/8ec4g)
●つまり、言い訳することで、「私は本当は実力があるのですが、今回はたまたま体調が悪くてよいプレゼンができないのです。」と聞き手に甘え、逃げ道を作っているのです。
●そして、もう1つの原因は、これは仮説なのですが、あるプレゼンターがプレゼンの冒頭で言い訳をして、それを見ていた人が自分がプレゼンをする際、冒頭で「お断り」を入れればよいのだと判断し、それが数珠繋ぎで続いているのではないか?と想像しています。
●しかし、このメルマガを読んでいる皆さんは、今日から止めてください。最初に言い訳はしないと覚悟した方がよいです。なぜなら、言い訳をすることで良い結果は生まないからです。
●具体例を挙げましょう。
例えば、小泉首相が、街頭演説で
「昨日2時間しか寝てないからあまり良い演説ができないかも...」と冒頭で言い訳したら皆さんはどう思いますか?”大変だなー”と思いながらも、どこかで”駄目だなー”と思いませんか?政治家の方々は、こういう言い訳に意味がない、むしろ、マイナスであると分かっているのです。そのため、体調に不安があったとしても、それを微塵も感じさせずに演説しています。
●これは、実刑判決を受けた執行猶予中の政治家も同じです。後ろめたさなんか微塵も感じさせません。
#感じて欲しいけど...(^^;)
しかし、良い意味で、この姿勢は大いに学ぶべき点です。
●また、例えば、就職試験で、
「あまり自信がないのですが、聞いてください。」と言い訳してからプレゼンを開始した場合、皆さんが企業の採用担当ならどう思いますか?”気持ちは分かるけど、やっぱり採用はできないな。”と判断しませんか?採用担当者として、自信のなさそうな学生より、自信に溢れた学生を採用しますよね?
●この例から分かるように、言い訳などしない方が良い結果が得られます。また、もう一つアドバイスさせていただくなら、実は、プレゼンをする側とプレゼンを聞く側では心理的なギャップがある、ということです。
●プレゼンをする人は、不安に駆られて、つい言い訳をしてしまいたくなるものです。しかし、聞き手の立場では、プレゼンターが自信があるかどうか、体調が悪いかどうかは、
ど う で も 良 い こ と
なのです。むしろ、忙しい中、せっかく集まったのだから、少しでも良い情報を聞いて帰りたい、と思うものです。それが自然です。街頭演説では、日本の明るい未来を聞きたいものです。演説する政治家の体調のことなどどうでもよいですよね?
●ですから、例え、あなたにとって、
・資料に自信がなくても
・体調が悪くても
堂々と勇気を持ってプレゼンすれば良いのです。言い訳をする必要などないのです。言い訳をしたいのはプレゼンを前に緊張している”あなただけ”なのです。聞き手は誰もあなたの言い訳など必要としていません。本当です。
●それより、その緊張を楽しみ、開き直って堂々とプレゼンをして、「あの時は大変だったー」と、友人や家族など、プライベートな空間で言えばよいのです。きっと美味しい肴になるはずです。
お互い、勇気を持って挑みましょう!!(^_^)/
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