<前回のまとめ>
「眠くならないプレゼンをするには、”テンポ良く明るく話をする、声を張る”などの基本以外に 1.動く、2.質問する、3.スライド以外のものを見せる、4.話を脱線させる、5.ストーリを作る などの『コツ』があります。ただ、これらをテクニックとして理解しても聞き手には伝わらないもの。むしろ、伝えたい気持ちを充実させましょう。」という内容でした。
●サイトの訪問者の方から、よく、
「プレゼンの発表がもうすぐなんだけど、まだ全然できてませ〜ん!!」という明るい?(^^;) メールをいただくことがあります。他人事ながら、とても心配になります。私も子供の頃、夏休みの宿題は、機が熟すまで待つ方だったので、気持ちは分かります。皆さんも同じような経験があるのではないでしょうか?
●こういうメールをいただくと、まったく正反対の思いを持ちます。
・もっと早くから計画を立てないと完成度の高いプレゼンはできない
のに
・でも時間がなくてもプレゼンの目的は達成できるしなぁ
というものです。
前者に関しては、別の機会に説明させていただくこととして、今回は、後者について説明します。
●昔、プレゼン資料の代行作成をしていた時、ある営業担当のクライアントから「明日の夕方、駐車場管理システムについて客先で説明がある。申し訳ないけど、明日の夕方までにプレゼン資料を作って!!」という依頼がありました。
●通常、新規でプレゼン資料を作成する場合、2週間ぐらいは必要と思っているので「できる訳がない!!」とお断りしたのですが、引き受けました。結果、最初、できる訳がないと思っていたのに、なんとかなるもんですね。ちゃんと翌日の夕方までに間に合わせることができたのです。
●どうやって間に合わせたのか?というと、ホワイトボードに手書きでプレゼン資料を作成し、これを印刷して提出したのです。決して美しくはありませんが、思いは込めました。この時は、短期間なので、8つのステップなんか踏んでいられません。臨時4ステップで対応しました。
・Step1:テーマや背景を再確認し、目的の明確化を行い、同時に構成
を検討します。
・Step2:ホワイトボードに大まかなストーリと簡単な図を書き、提案書の
概要を書きます。
・Step3:Step2 で作成したストーリを元に関係者と打ち合わせを行い、
意見をぶつけます。
・Step4:皆で揉んだストーリを元にホワイトボードに提案書の形式で
清書し、印刷します。
●営業担当のクライアントは、この資料を持って客先で説明し、無事、説明し終えたそうです。この時の経験は良い勉強になりました。1つは、プレゼンテーションでは「どんな形にせよ、締め切りに間に合わせる」ということ、それと、そのためには、限られた時間の中でどのようにOUTPUTするか工夫をするということです。
●つまり、プレゼンテーションでは、自分の考えを表現し、相手に伝えることが重要であり、体裁は後回しということです。もちろんパワーポイントを使って美しい資料を完成させることができればベストですが「mustではない」ということです。
●プロジェクタなんか使わずに、資料を手渡し「1ページ目をご覧ください。」とやればよいのです。最悪なのは、資料自体が存在しないことです。資料がないと、相手に理解を求めるのは容易ではないですから。
●ですので「プレゼン資料が、全然できてませ〜ん」というメールをいただく度に、心配になると同時に、
”でも、時間はなくてもプレゼンの目的を達成する方法はある”
●とも思うのです。
ただ、このパターンが全てで通用することもないと思います。上記の営業担当のクライアントの場合、依頼している方も「時間がない」という共通認識があるので、うまく行ったといえます。逆に、例えば、1ヶ月前からプレゼンの日程も決定しているのに自分の怠慢で時間がなくなった場合は、言い訳にしかならないですから。
●こういう場合、やはり、しっかり計画を立てて、その計角通りに実行を進めるというのが王道ですよね。さて、締め切り間近の皆さんは、どちらでしょうか?
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