<前回のまとめ>
「プレゼンテーション本番で時間切れになる人がいます。これは、資料作りにばかり力を入れすぎて、リハーサルが不十分なのが原因です。練習していないものを本番でできるはずがないのです。できれば、資料作りの途中に一度、また、資料が完成してからもリハーサルを行い、時間配分の感覚を覚えた方がよいです。」
という内容でした。
●オリンピックが終わりましたね。
私もオリンピックの期間中、興奮してほとんど寝不足状態でした。中でも前半の柔道がよかったですね。聞くところによると、強い選手というのは「型」を持っているそうです。この組み手(柔道着の襟や袖をもつこと)ならこの技を使える、という「型」です。
●プレゼンテーションでも自分の「型」をもつというのは非常に有効です。基本的にプレゼン資料は、十人十色なので、自分の好きなように自由に作成できます。そのため、あるテーマを与えられた場合、360度、どの方向に走ればよいのか分からないものです。しかし、型が決まっていると、ある一定の方向に走ることができます。作業効率も上がります。
●プレゼンに限らず初めて何かをやる場合、時間がかかるというのは、自分の中でこの「型」ができていないからとも言えます。「型」が決まれば直線で走れますが、「型」が決まっていないと蛇行しながら、走るわけですからどうしても無駄がでてきます。
●プレゼンの資料作りにおける「型」とは、
・ストーリー展開
・図形パターン
・配色パターン
などです。
サンプル図形(http://www.nakeru-p.com/dload_sample.html)は、
この「型」を表現したものです。
●では、どうやって自分の「型」を作るのか?ということですが、王道は、自分でプレゼン資料を何度も作成することです。これにより、様々なパターンの資料から「型」ができあがり、自分の引き出しに蓄積できるようになります。
●そうすることで、「このテーマの時には、このパターンの資料を。」また、「別のテマの時には、このパターンの資料を。」という具合に、次から次に引き出しから「型」取り出すことができるのです。
●しかし、これだとあまりに時間がかかり過ぎますね。そこで、これを解決する方法もちゃんとあります。
1.先人の資料をそっくり真似る
2.テンプレートを作っておく
といったところです。
●「1.」は、既に完成している資料をそのまま流用し、必要な箇所だけ修正するのです。決して手を抜いているわけではありません。(^^;)むしろ理にかなったやり方です。
●これを繰り返すことで自分なりのオリジナルの「型」をつくりだしていけばいいのです。音楽でも同じですよね?最初からオリジナルの曲を作るのは難しいので、最初は、好きなバンドのコピーから始めますよね?あれと同じです。
●「2.」は「1.」より少し高度です。「1.」を経験しながら、先に説明した「ストーリ展開」「図形パターン」「配色パターン」をテンプレートとして持っておくのです。そうすることで、次回、同じようなテーマでプレゼンする場合、そのテンプレートに新たな情報を流し込めばよいのです。
●このように、プレゼン資料を完成させるには、自分なりの「型」をもつと便利です。しかし、オリジナルの「型」をつくるのは一朝一夕では難しいので、先人の成果物を流用するところから始めて、そこからオリジナルの「型」を作ればいいのです。 |