<前回のまとめ>
「1枚のスライドにびっちりと文章が並ぶ長文のプレゼン資料というのがあります。しかし、プレゼン資料は、読ませるものではなく、伝えるものです。そのため、言葉足らずぐらいがちょうどいいのです。そして、その言葉足らずの部分を口頭で補えばいいのです。」
という内容でした。
●前回の続きで、私がプレゼン大会に参加し、4人の方のプレゼンを見た時に、もう1点気になることがあったので、ご紹介します。
●私が気になったのは、プレゼンの時間配分です。私が参加したプレゼン大会では、各人、発表時間が40分でした。しかし、このうち3人の方が、時間切れで全てを発表することができなかったのです。
●3名とも、前半は1枚のスライド毎に実に詳しく発表していたのですが、後半は、どんどん端折られて最後は、よく分からない状態でした。皆さんも同じような経験をお持ちではないでしょうか?もちろん私も経験済みです。(^^;)
●これは、とても残念なことです。というのは、プレゼンは、40分だけですが、それまでのプレゼン資料の作成には非常に時間をかけているはずだからです。しかし、多くの時間をかけて資料を作成しているにもかかわらず、本番のプレゼンで全てを発表できないなら、それまでの苦労を無駄にしています。
●今一度、何のために資料を作成したのか?を明確にすべきです。発表のために作成したはずです。資料を完成させることが目的ではないはずです。しかし、実際は、資料を作成することに重きがおかれ、発表が軽んじられている、としか思えないのです。もちろん、本人はそんな風に思っていないでしょうが、結果的にそうなっているのです。
●では、なぜ、このような状態に陥るのでしょうか?これはもう簡単です。
1.リハーサルを必要とは思っていなかった。
2.資料作成にばかり時間をとられて、リハーサルをする時間がなかっ
た。
3.リハーサルをしていたけれども本番でのペース配分を誤った。
●いずれの場合も本質的に、リハーサルを軽くみていますね。繰り返しますが、資料作成が目的ではなく、発表することが目的のはずです。
●今、オリンピック真っ最中ですが、
”練習でできないことが本番でできるはずがない。”
のです。
資料作成ばかりに時間をとるのではなく、リハーサルにも時間をとりましょう。
●リハーサルの時間配分は、パワーポイントの[スライドショー]→[リハーサル]を実行することで1枚のスライドで自分がどれくらい時間を掛けているのか分かるようになっています。
●多くの場合、リハーサルは、資料が完成してから行うものですが、実際は、途中で一度、やった方がベストです。というのは、発表時間の割りに資料を作りすぎていたり、あるいは、少なすぎることが分かるからです。
#私は、1枚(スライド)=3分を目安にしています。
●つまり、途中で、リハーサルをすることで作成量の妥当性が見えてくるから良いのです。そうすると「前半が重過ぎるなー」とか、「結論がないなー」とか、それまで見えなかったものが見えてくることって結構あるものです。
●そのため、今回の『コツ』として、お伝えしたいのは、
・リハーサルに時間をかけること
・リハーサルは最後にやるだけではなく、途中で一度、やった方がよい
ということなのです。
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