<前回のまとめ>
「プレゼン資料の作成が難しく感じるのは、情報を資料に落とす場合、順番解決が必要になるからです。順番解決ができると自然と図形表現への基礎能力がつきます。」
という内容でした。
●プレゼンテーション資料の作成のために多くの情報を収集すると、伝えたい項目が多くなってきます。特に、自分が時間をかけて収集したもの、あるいは、自分が好きなものを発表する場合、これが顕著になります。
あれも伝えたい。
これも伝えたい。
●こういう状態になると、とても良い資料が完成する可能性が高くなります。しかし、この状態の時に、一つ注意が必要です。それは、伝えたいことが多くなり過ぎたために、
”焦点がぼやける”
ことです。
●多くの情報を詰め込むことで結局、何がいいたいのか聞き手には伝わらなくなることがあるのです。所詮、プレゼンテーションというのは、20分〜1時間程度の勝負です。
●その短時間のうちに、あれもこれもと、情報をテンコ盛りにしたところで、聞き手にはなかなか理解してもらえないものです。残念ながら。そのためには、ここは冷静に一番伝えたいことを抽出すべきなのです。
●そしてストーリーもこの一番伝えたいことを中心として、そこに枝葉をつけていくのです。さらに、この一番伝えたいことにグッとくるキャッチコピーをつけることができれば怖いものなしです。(^^;)
●20世紀、ナチスドイツは、シンプルで力強いフレーズを繰り返し発表することで、大衆を扇動した、と言われています。小泉首相も「聖域なき構造改革」という分かりやすく力強いフレーズで人気を得ました。
●あまり、例が適切ではないかもしれませんが、ここで理解すべきなのは、沢山の情報を伝えるより、シンプルで力強いワンフレーズの方が人々の心に残る、というものです。言葉には力があるんですね。
●20分〜1時間という短時間の中にこのフレーズを残せるかどうか、そして、そのためには、伝えたいことをできるだけ絞込む、つまり
”捨てる技術”
が必要なのです。 |