<前回のまとめ>
「私たちが目指す真のプレゼンテーションはテクニックで対応するのではなく、”気持ち”で勝負すべきです。どんなに情報を論理的に整理しても気持ちがなければ、無駄です。」
という内容でした。
●先日、思い入れたっぷりのプレゼン資料を読む機会がありました。まさに気持ちのこもったプレゼン資料です。私は、プレゼンは、
”気持ちを込めるべきである!!”
ということを主張しつづけていますが、それだけでも駄目なんですね。(^^;)このあたりのバランスが難しい。
●いくら読んでも分からないのです。多分、書いている本人は良く分かっているのですが、事実と想定、過去と現在、自分と他人が入り混じっていて、とても難解に感じました。
●人というのは、このように情報を混合させながら、頭の中に保管することができます。しかし、プレゼン資料という紙(=スライド)に情報を吐き出す場合、これらの混合した情報を整理して、
1.○○
2.△△
3.□□
という具合に必ず”順番をつけなければならない”のです。
これは、絶対!!です。これを避けては通れません。
●プレゼン資料の作成が難しく感じるのは、どれを「1.」にし、どれを「2.」にすればよいのか分からないからです。自分の頭の中なら「1.」も「2.」も関係なく、混合していても何ら問題はないのです。
●しかし、プレゼン資料では、必ず、順番解決が必要になります。そうすると、混合している情報を解きほぐす力が必要になります。先の通り、事実と想定、過去と現在、自分と他人などを分解する力です。
●この力が何に活きるのか?というと、スバリ、「図形表現」に活きるのです。多くの方からプレゼンの図形表現は難しい、という意見を頂戴しますが、それは、
a.情報自体が整理できていない
b.情報は整理できているけど、○にするか、□にするのかが難しい
c.情報は整理できているけど、○や□の配置やサイズをどうすればよ
いのか が難しい
というように分類できます。
●図形表現の基礎になるのは、「a.」の能力です。これができないと図形表現は難しい。逆に図形で表現することでこれらの情報の整理が可能になる、ともいえます。
●情報が混乱しているなら、それを図で整理してみることです。そうすることで自然に情報を整理する力がつきます。そして、相互作用で、プレゼン資料の表現能力の基礎が高まるはずです。 |