●最近、仕事をしていると、プレゼンを見たり、聞いたりする機会が増えたと思いませんか?PowerPointが登場したからなのか、そのようなニーズが先のな
のかは、定かではありません。
●他人がプレゼンをやるのを見ていると、なんとなく簡単そうに見えますよね?でも、実際に自分がやると大変です。それは、本を読むのと、書くのでは、全
く労力が違うのと似ています。「いやー、あんまり面白い本なので一日で読んじゃったよ。」なんて聞きます
が、その本の作者は、何日・何ヶ月も掛けて本を書いているはずです。
●それと同じように、例えば、1時間のプレゼンを「見る」のは簡単ですが、
1時間のプレゼンを「やる」となると1時間では終わりません。少なくとも1週間、長ければ数ヶ月ぐらいかかることもあります。それくらい「見る」のと「やる」のでは違うのです。
●ところで、皆さんは、プレゼンを「やる」立場になった場合、何から始めましたか?
・市販の本をよんだり
・インターネットを調べたり
・会社で上手な人に聞いたり
・セミナーを受けたり
といったところでしょうか?これはこれで正しいアプローチだと思います。
●私も同じようにプレゼンのセミナーに参加したり、本を読んだりしました。
しかし、今、これらの本を読み返すと、どうしても、
「違和感を感じる。」
のです。それは、これらのセミナーや本が、どうしてもスキルの習得のみに走りすぎている、と感じるのです。確かにプレゼンを成功させるためには、多くのスキルを必要とします。
・どうやって情報を収集して、どういう構成でまとめればいいのか?
・PowerPointを利用してどのように美しい資料を作成するのか?
・プレゼン(デリバリ)でどのような方法で話をすれば説得力が増すのか?
などです。これらのスキルは重要です。
●しかし、プレゼンには、それだけではない「何か」が必要です。その「何か」とは、何なのか?それが”気持ち”なのです。もっと強く表現するなら「魂」と言っても良いです。
「では、なぜ、気持ちが重要なのでしょうか?」
●それは、プレゼンテーションの目的は、最終的に聞き手に何らかの行動を起こしてもらうことだからです。例えば、ビジネスプランであれば、投資家に資金を提供してもらう、という行動を起こしてもらうことが目的です。また、事業戦略であれば、役員に承認してもらうことや部下に同じ方向性で協力してもらうことが目的です。
●つまり、プレゼンテーションの多くは、聞き手の心に訴え、聞き手に共感してもらい何らかの行動を起こしてもらうことが目的なのですから、テクニックではなく、気持ちを込めて説明することが一番、大切なのです。
●そしてその強い「気持ち」に対して、人は共感したり、呼応したりするものです。ですので、プレゼンの成功の『コツ』は、
「気持ち>スキル」
ということなのです。(^-^)/
●ただ、気持ちを充実させるだけで、プレゼン資料がまったく必要ない、というのも現実的ではないと思います。ですので、次号より、プレゼン資料の準備の手順と、その手順での『コツ』をお伝えしていきます。 |