<前々回のまとめ>
「PowerPointでグラフを表示させる場合、1.
Excelで作成したグラフをコピー しPowerPointで貼り付ける方法、2.PowerPoint 上のグラフ機能で作成する 方法、の2つがあります。既にExcel
で作成した綺麗なグラフがある場合は "1"を使用し、新規にグラフを作成する場合は"2"を使うと便利です。」という内容でした。
●最近、結婚式でもPowerPointが使われていることをご存知ですか?新郎新婦の過去の写真を次々にスライド表示するアレです。
●この使い方が代表的なように、PowerPointで画像の貼り付けは頻繁に行われていると思います。しかし、画像を貼り付ける時のネックは以下の2つです。
・ファイルサイズが大きくなってしまう
・加工が面倒
●メルマガNo.27
で画像サイズの縮小方法をご説明しました。この時は、私も画像の編集は、Photoshop などの画像処理ツールを使用し、その後PowerPointへ挿入という手順を踏んでいました。しかし、PowerPoint2002では、スライド上で画像の縮小や加工ができるため、重宝していますのでご説明します。
●1.ファイルの圧縮方法最初は、画像ファイルの圧縮方法です。以下の手順を実施するだけで画面上の見た目は変わりませんが、ファイルサイズはずっと小さくなります。私のデジカメで撮影した画像で試してみるとファイルサイズが、300KB→30KB、1/10
になりました。
・スライド上で圧縮対象の画像を1つだけ選択します。
・[マウスの右クリック]→[図の書式設定]を選択します。
・タブの[図]→[圧縮]→[図の圧縮]を選択し、以下を設定します。
設定の対象 =ドキュメント内のすべての図
解像度の変更=Web/画面(96dpi)
オプション =図の圧縮
これだけで、プレゼン資料で使用している全ての画像ファイルを一気に圧縮してくれます。ただ条件があります。「解像度の変更」で96dpi
を選択しましたが、これはプロジェクタなどで表示することを前提として、画像の荒さを許容します、という意味です。もし、96dpi
で印刷して画像が荒いなら、印刷用の資料を別に用意して「解像度の変更」は、”印刷=200dpi”を選択することをお勧めします。
ちなみに、一度、圧縮した画像はもとに戻せないので、ファイルはコピーして使うことをお勧めします。
●2.トリミング(切り取り)トリミングというのは、画像の切り取りのことです。犬の毛を切ることをトリミングというのと同じです。画像の上部や下部、右端や左端を少し削りたい、という場合がよくあります。そんな時はスライド上でトリミングします。
・スライド上で圧縮対象の画像を選択します。
・[マウスの右クリック]→[図の書式設定]を選択します。
・タブの[図]を選択し、[トリミング範囲]で以下に適当な値を設定しま
す。
これだけですが、画像ファイルの余分な箇所を取り除いてくれます。確認する時は、[プレビュー]ボタンを押せば、何度でもやり直せます。
●3.イメージコントロール(明るさとコントラストの調整)トリミングと同様、画像の明るさやコントラストを調整することもできます。
・スライド上で圧縮対象の画像を選択します。
・[マウスの右クリック]→[図の書式設定]を選択します。
・タブの[図]を選択し、[イメージコントロール]で以下に適当な値を設
定します。
色 =自動
明るさ =適当な値
コントラスト=適当な値
こちらも同様にスライド上で調整できますし、[プレビュー]で確認することができます。
●このように、わざわざ画像ツールを使わなくてもPowerPoint上で簡単に画像処理が可能です。
・PowerPointで作成したファイルをメールで送る時、ファイルサイズ
が大きくて送れない
・画像を貼り付けたスライドの表示が遅くて困る
という場合の原因の多くは画像が重すぎることなので、一度、試してみる価値はありますよ。便利だ!! |