<前々回のまとめ>
「プレゼン資料作成に時間がない、とにかく形にしたい、という方は便利な ”インスタント・ウィザード機能”を使いましょう。ただ、デザインが今ひ とつなので、ThemeGallery社のテンプレートを反映してブラッシュアップし ましょう。」という内容でした。
●今回は、PowerPointで頻繁に使う機能、Excel
の表の貼り付けについて解説します。プレゼン資料を作成する際、すでに存在するExcel の表をそのまま貼り付けることも多いと思います。しかし、貼り付けたExcel
の表の罫線の一部が消えてしまうことも多く、困ったことはないでしょうか?今回は、そんな皆さんに実践的な解決方法をお伝えします。
●Excel→PowerPointへの表の貼り付けの基本的な手順は以下の通りです。
1.
Excelで、コピーするセルの範囲を選択します。
2. [編集]メニューの[コピー]をクリックします。
3. PowerPointに切り替え、[編集]メニューの[貼り付け]をクリックしま
す。
この場合、Excel
の表がPowerPointの表へ完全に移植されています。この状態で問題なく移植されていれば、これで完了です。
●しかし、この時、罫線の一部(特に右端)が消えてしまうことがあります。この現象については、Microsoft社
がバグ(問題点)として認識しています。皆さんご存知でしたでしょうか?皆さんの操作が悪いのではなく、PowerPointに問題があるのです。 http://support.microsoft.com/default.aspx?scid=kb;ja;278543
●上記では、対処方法として、以下の3つが紹介されています。
・方法1:フォントサイズおよびセルサイズを縮小する
・方法2:ワークシートを分割して貼り付ける
・方法3:図として貼り付ける
方法1と方法2は、1回の手順ではなく、複数の手順が必要なため、正直面倒です。そのため、現実解としては、方法3です。
●方法3の具体的な手順は以下で紹介されています。この手順で罫線が消えることなく表示されれば、完了です。
> 1.
Excel で、コピーするセルの範囲を選択します。[編集]メニューの
> [コピー] をクリックします。
> 2.
PowerPointに切り替え、[編集]メニューの[形式を選択して貼り付け] > をクリックします。
> 3. [形式を選択して貼り付け]
ダイアログ ボックスで、[貼り付ける形式] > ボックスの一覧の[図(拡張メタファイル)]をクリックし、[OK] をクリッ
> クします。
> 注:この方法で貼り付けた
Excel オブジェクトは図になり、Excelでは
> 編集できません。
●しかし、Microsoft社 が紹介しているこの方法でも罫線の一部が消えてしまうことがあります。えぇー
(^^;) そんな時は、以下の手順をお試しください。
1. Excel で、コピーするセルの範囲を選択します。[編集]メニューの
[コピ
ー] をクリックします。
2. PowerPointに切り替え、[編集]メニューの[形式を選択して貼り付け
] を クリックします。
3. [形式を選択して貼り付け] ダイアログ ボックスで、[貼り付ける形式
] ボックスの一覧の[Microsoft Excel
ワークシート・オブジェクト] を
クリックし、[OK] をクリックします。
4. 「3. 」で貼り付けた表をダブルクリックします。
5.
特に何も変更せずにPowerPointのどこかをクリックしてPowerPoint
に戻ります。
●「1.〜3.」を実行したままだと罫線の不具合が解消されないことがあるためあえて「4.〜5.」を実行するのです。ただ、この場合のネックはファイルサイズ大きくなってしまうことです。
●以上から、実行の手順としては以下の優先度で実行してみることをお勧めします。
1.
Excel の表データを完全移植する。 [編集] → [貼り付け] を実行
する。
2. 図で貼り付ける。 [編集]
→ [形式を選択して貼り付け] → [図
(拡張メタファイル)] を実 行する。
3. Excel オブジェクトとして貼り付ける。
[編集] → [形式を選択して
貼り付け] → [Microsoft Excel ワークシート・オブジェクト]を実行し
、その後貼り付けた表をダブルクリックする。
●なお、上記は、MS-OfficeXP環境下を前提としています。MS-Officeのバージョンが異なることで動作も異なることをご了承ください。 |