<前回のまとめ>
「PC-MODE5月号に、プレゼン資料作成に使いたいパワーアップツールという ものが沢山、収録されています。この中で”PDFコンバータ”と”HTML変換 ソフト”は使えますよ。」という内容でした。
●2005.4.12(火) Yahoo!に、こんな記事が掲載されました。「Microsoft
OfficeとOpenOffice.org、どちらを選ぶべきか?」
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050413-00000094-myc-sci
記事では、OpenOffice.org
は、MS-Officeの既存ファイルとの互換性が完全でないこと、また、例え、無料でも、私たち利用者が新しいツールを使うことの再教育やサポートなどの費用がかかる、ということを
Microsoftが主張している、と伝えています。
●ご存知ない方のために、補足させてください。OpenOffice.orgとは、
・ワープロソフトや表計算ソフトなどを統合したオフィスソフト
・MSオフィスと高い互換性を持っている
・無料で手に入って、自由に使える
・「オープンソース」で開発されている
のことです。
●要するに、MS-Officeに対抗する無料ツールで、MS-Officeなどの
Microsoftの製品は、Microsoft の都合でVer.UPされたり、それに対する購入が必要であるなど利用者が振り回されています。これに対して、利用者主体の製品を無料で提供しようというものです。
#詳細は、http://ja.openoffice.org/intro/index.htmlをご覧ください。
●私たち利用者にとってMS-OfficeでもOpenOffice.orgでも一向に構いません。安価で安定動作して、使いやすくファイルの互換性があれば問題ないのです。現状、MS-Officeが標準ツールですが、Linuxが普及したようにOpenOffice.orgが普及し、一般化する可能性もあります。
●そこで、今回、OpenOffice.orgの中の「Impress」
というPowerPointの対抗ツールが使えるかどうかを確認してみました。確認ポイントは以下です。
1.プレゼン資料作成の際、必要な10個の機能が使えるか?
2.10個の機能以外で特筆すべき機能があるか?
3.既存のPowerPointファイルとの互換性は問題ないか?
4.操作性は問題ないか?
●詳細なレポート結果は、別途、サイトに掲載いたしますが、確認した結論から言うと、「結構、使えます!!」10個の機能も全て使えるし、それ以上に、なかなか泣かせる機能があります。例えば、扇型なんか簡単に作れます。また、グラデーションの設定は細かく指定できますし、pdfへの出力機能も標準で付属していました。(全号でご紹介したPDFコンバータも不要)
●また、互換性の確認のため、既存のPowerPointファイルを読み込んでみましたが、まったく問題なく読み込めました。Microsoft
の言う通り微妙に文字がずれたりするものもありましたが、でも、Office2000とOfficeXPでずれたりしてるじゃないか?と思ったりします。
●また、何よりも良いのは、図形がずれないことです。PowerPointの場合、グリッドに図形を配置してもなぜか、ほんの少し(1ビットもないぐらい)勝手にずれることがあり、この調整にいつも時間をとられていしまいます。これがないだけでもありがたいです。
●気になる点としては、操作性とデザインぐらいですが、操作性は慣れれば問題ないレベルだと思います。
●ですので、技術的な観点でいうとOpenOffice.orgは問題なく使えます。一朝一夕に多くのユーザがMS-OfficeからOpenOffice.org
に切り替わるということはないでしょうが、Linuxが浸透していったようにOpenOffice.org も浸透していく可能性を感じました。
#ダウンロードはこちら→http://ja.openoffice.org/1.1.4/ |