<前回のまとめ>
「PowerPointは、プレゼンをする際のスタンダードなツールである。しかし、プレゼンを成功させることが目的なので、PowerPointのすべての機能を理解したい訳ではない。プレゼン資料作成のためには、10個の機能で十分」という内容でした。
●PowerPointを使用して最初にとりかかるのは、スライドマスタ作成です。スライドマスタとは、テンプレートのことで、プレゼン資料の土台になるものです。
●つまり、会社名やロゴ、Copyrightなど、全ページにつけたいと思ったときに、1ページ毎にこれらを貼り付けるのではなく、スライドマスタに貼り付けておくことで、自動的に全てのページに貼り付けられるのです。MS-WordやMS-Excelなどの「ヘッダ・フッダ」と同じようなものですね。
●では、なぜ、最初にスライドマスタを作成した方がよいのでしょうか?
それは、
体裁と内容を分離させたいからです。
●これは文書化の基本です。はじめにフォーマットを決めてしまうと、その後は、書くべき内容にだけ集中することができます。
●テンプレートがあれば、そこに情報を記入していけばよいだけですが、テンプレートがないとどういうフォーマットにしようか?というところから悩んでしまい、効率が悪くなります。これと同様にプレゼン資料でも最初にスライドマスタを完成させます。
●スライドマスタは、インターネットで無料で提供しているものからCDで市販されているものまで多くの種類があります。しかし、どうしても無用な装飾が多いと私は思っています。
●スライドマスタは、背景です。背景は、さりげなく存在すべきで、表立った自己主張はいらないのです。スライドマスタだけ立派で、中身がショぼいプレゼン資料は、恥ずかしいものです。要はバランスなのです。
●では、スライドマスタの作成方法をお伝えします。プレゼン資料の多くは、表紙と本文のデザインが異なるため、スライドマスタも、表紙用と本文用の2種類を作成すると便利です。
注意:MS-OfficeXPを基本として記載しています。
(1)表紙用
a. ツールバーにて、[表示]→[マスタ]→[スライドマスタ]を選択
b.「スライドマスタ表示」のツールバーが表示されるので、ここで
[新しいタイトル マスタの表示]を選択
c. 自由に”表紙用”のデザイン作成を行います。
d.「スライドマスタ表示」のツールバーの[マスタ表示を]閉じるを選択
(2)本文用
a. ツールバーにて、[表示]→[マスタ]→[スライドマスタ]
b. ツールバーにて、[新しいスライドマスタの表示]
c. 自由に”本文用”のデザイン作成行います。
d.「スライドマスタ表示」のツールバーの[マスタ表示を]閉じるを選択
●どうしても文章だけだと分かりにくいと思いますので以下からダウンロードして参照ください。表紙用のタイトルマスタと本文用のスライドマスタの2種類が1つのファイルの中に存在します。
http://homepage3.nifty.com/nakeru/dload_smaster.html
●また、同時にサンプル図形もご覧ください。
http://homepage3.nifty.com/nakeru/dload_sample.html
単体だと単調だったスライドマスタが本文とバランスよく配置され、スライドマスタだけが自己主張していないことをご理解ください。
●このように、体裁と内容を分離するために最初にスライドマスタの作成にとりかかります。その際、スライドマスタは、それ単体で考えるのではなく本文の装飾を考慮してバランスよく、そしてさりげないものを作成すべきなのです。
注意:PowerPoint、MS-Word、MS-Excelは、MicroSoft社の登録商標です。
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