参加者レーポート第4回かんだ
  「かんだ」感想 見出し画像    

今回はミシュラン三ッ星レストランへのご招待どうもありがとうございました。

岡村さんの飾りのないお人柄と、相手に合わせて話しの内容を変える柔軟さのおかげで、
「ミシュラン3つ星」での食事の3時間がとてもすばらしい時間になりました。

食事は料理だけではなく、一緒に食事をする方で決まる。
そんな思いを感じることができる3時間でした。
今回はそんな岡村さんにすばらしいお時間を頂いたことに感激しました。


入口 見出し画像  

閑静な住宅街、わかりにくい場所に、というか、「ここにお店があるの?」というようなところに、お店がありました。
ビルの一室に3枚のまな板を重ねて作られた「かんだ」と書かれていた看板があるだけで、
それ以外はお店の案内は全くない。
地図を頼りにお店に向かっても、迷ってしまうほどでした。
しかし、そんな隠れ家のような雰囲気が、これから始まる食事への期待感を高めてくれました。

お店のドアを開けると、店内は白を基調とした造りで、料理に使われる器を
ディスプレイ(実際に使う食器を使い、機能性も兼ね備えている)にしている位で、
余計なものがない、シンプルでお洒落な空間でしたが、
職人さんの割烹着姿や雰囲気が、日本料理屋さんであることを保っていました。

箸置きは動物の形をしていて、思わず微笑んでしまうような、
そんな高級な日本料理の雰囲気の中にちょっとしたユーモアがあふれていました。

料理 見出し画像  

まずは飲みものの選択から始まりました。
飲み物はソムリエ(フランス料理ではないのですが)の方と相談しながら、その都度日本酒を
岡村さんに選んでいただきました。
横にいる私としては、こうして、飲み物の選択に関して、積極的に提案してくれることも
三ツ星のサービスのひとつだと、感じました。

さて、お料理ですが、
全体として私が感じたのは、「素材の旨みを引き出すことに専念して、余計な手を加えていない」ということです。

もちろんミシュランの三ツ星になるほどのお店ですから、元の素材がいいのは言うまでもありませんが、
本当に素材の旨みをよく引き出されている美味しさでした。

素材選びも、料理のとても大事な要素です。
そして、 その素材の味を知っているからこその調理方法。
いかに手を加えていないように手を加えるかが料理人の腕、と思わせるような料理ばかりでした。

たとえば、「赤足海老の揚げだし」は
聞いたことがない赤足海老(瀬戸内海で獲れる赤い足をした海老)という素材を選び、
さらに味付けがとてもシンプルで
赤足海老の旨さを味わうことができ、とても驚きました。

「さわらの味噌漬け」には、さわらの上にふきのとうがかかっていて、さわらとふきのとうの相乗効果で絶妙な
味わいを感じました。しかもこのふきのとうは刻んだものを素揚げしていて、ふきのとうの味は活かしつつも、
サクッという食感を引き出しており、二つを一緒に口に入れたときは驚きました。

他にも蓮根もちのお吸い物やまぐろのあぶり焼、さわらのお鮨などありましたが、
すべては「素材の旨さを見事に引き出している」の一言に尽きるような、お料理でした。

もちろん、さすが割烹料理、お漬物の1品1品にも手を抜かず、包丁を入れているところは流石と感じました。

状況に応じて、職人さんがお酒を注いでくれたり、器をさげるしぐさがさりげなく、違和感を感じさせないところは、
当たり前だけどなかなかできないサービスだな、と納得してしまいました。

まとめ 見出し画像  

お店へたどり着くことが難しく、且つ、肝心のお店もわかりにくい状況であるにもかかわらず、
席が満席になり、その後も続々とお客さんが来店されることを見て、「かんだ」さんのお店の力を強く感じました。

料理の味だけではなく、お店の雰囲気、サービスすべてがお店の印象を創り上げていました。
これこそがミシュランの3つ星たる所以と感じました。

箸置きやお猪口にもちょっとした心配りがあり、食事を楽しむための工夫をいたるところに感じることができました。
しかも1品1品職人さんが丁寧に説明をしてくれます。必要に応じて、質問にも気さくに答えてくれました。
このあたりの敷居の高さを感じさせないサービスは、ミシュラン3つ星という格をひけらかさない感じがして、
私としては非常に居心地がよかったです。

最後に、
今回の企画にご尽力頂いたスタッフの皆様、美味しい料理と時間を提供してくださった「かんだ」の皆様、
ありがとうございました。
そして、貴重な体験を共有させていただいた岡村さん。本当にありがとうございます。

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