日米間の貿易不均衡の是正を目的に、1989年9月よりなされた協議。
この協議は、ブッシュ政権が日米貿易摩擦解消のために打ち出した構想で、1988年に包括通商法スーパー301条の適用をめぐっての米国内での激論の結果として考案されたものである。構造障壁自体をスーパー301条の対象にするという議会の強硬派を押さえて、その代わり構造障壁について交渉することを決定したという背景がある。
アメリカからの要求は、貯蓄・投資パターン、土地利用、流通制度、排他的取引慣行、系列取引、価格メカニズムの6分野であった。1992年には排他的取引慣行の是正、系列取引、流通制度の3分野を重点項目とし、最終的には排他的取引慣行の是正と政府調達手続きの簡素化などを日本側が表明した。 |