2008年5月8日、日本経済新聞
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1人分の仕事を2人でこなす――。米ヒューレット・パッカードのサブリナ・リンさん(41)は、ジョブシェアリングを始めて、もう9年になる。仕事が軽減した分、子育てに時間を費やし、この間に昇進も2回した。
パソコンの工場出荷から販売まで管理する仕事で、部下は80人。相方はフランス系米国人のミュリエル・モーラさん(42)で、ディレクターの肩書を共有する。
モーラさんは主に欧州市場に対応、一方台湾系のリンさんはアジア工場に強みを発揮。週の前半はリンさんが、後半はモーラさんが出勤する。誰と何を話したか詳細な業務日誌を共有し、意見が食い違うときはすぐ話し合う。メールアドレスもひとつで、部下はどちらに聞いても答えは同じ、ひとりの上司と話している感覚だという。
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優秀な人材を確保することは、企業にとって大切なことです。
でも、優秀な人材にも、それぞれ多くの事情があるのですね。
その事情を埋める一つの方法が、このジョブシェアリングなのです。
基本は、どちらに何を言っても、同じ人に言っていることになり、且つ、説明を繰り返さないという前提が必要です。
さもないと、部下にしわ寄せがきますからね。
メールアドレスの共有は当然のこととして、考え方というか、仕事に対する姿勢というか、ある意味、人格までが同じでないといけません。
もちろん、本当は違う人格だし、違う経験を持っている理由ですから、機能さえすれば、企業は2人分の能力と経験を手に入れられるのです。
中小企業にとって、救世主の手法かもしれませんね。
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