「フラット化する世界 上」(トーマス・フリードマン著 伏見威蕃訳 日本経済新聞刊)
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サプライチェーンが、フラットな世界で大きな競争力と利益の重要な源になっているのを理解するには、一つの事実だけを考えればいい。
ウォルマートは現在、世界最大の小売業者だが、製品は一つも製造していない。”作っている”のは、超効率的なサプライチェーンだけだ。サプライチェーン管理の権威でMITエンジニアリング・システム科教授のヨッシ・シェフィは、好んでこういう説明をする。
「品物を作るのは簡単だ。サプライチェーンとなると、非常に厄介だ」
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つまり、どんな知的財産でも、簡単にコピーされてしまう世の中だということです。
秘密にすることなんて出来ないし、どんなにその秘密が入手不可能でも、商品を購入して、分解してしまえば、同じものでなくても同等のものを作ることは可能なのです。
でも、このウォルマートというものは、分解するにはあまりに大きいし、仮に内部のものが、すべてを理解して独立しても、コスト的に同じものを作るのは難しいでしょう。
また、効率と購買力は、どんな資本があっても、すぐにはつきません。
協力業者数、店舗数、顧客数などの積み重ねがないとね。
ビジネスモデルの大切さを端的に示していますね。
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