日本経済新聞が、日経金融新聞に変わって日経ヴェリタスという投資・金融情報に特化した新聞を3月に発刊しました。
これは、金融新聞のリニューアルという位置づけではなく、電子新聞へ向けた布石なのです。
つまり、リアル(新聞)とネットの融合を目指した取り組みです。
新聞の購買者には、IDとパスワードが渡され、最新の情報へアクセスできるようになります。
そして、週末にタブロイド判でじっくりと読んで考えるという形です。
今までの金融新聞では、数十時間前の情報しか掲載されて無く、スピードが最も重視される金融の世界では、意味をなさなかったのです。
これが大きな欠点となってのしかかったのでしょう。
ネットへの意識は、アフィリエイト導入でもわかりますね。
http://www.e-newssite.jp/ad.php
日経新聞が自社でアフィリエイトというのは、私のように古い人間には、何となく違和感です。
でも、時代の流れなのでしょう。
そして、今回のリニューアルの目玉は、顧客名簿の管理なのです。
今まで、新聞というのは、販売店が顧客管理をしており、本体は個人情報を持っていなかったのですね。
特に日本経済新聞は、地方では他新聞の販売所へ委託している場合が多いので、本当に顧客リストがないのですね。
そこで、今回の日経ヴェリタスでは、グループの日経BP社が顧客管理からネットとの融合まで含めて、ノウハウを提供するのです。
(マーケティングの世界では、日経BP社の雑誌販売の力は認知されているのですね)
つまり、今まで新聞の世界に無かった顧客管理を導入した最初の例となるのではないでしょうか。
今の時代、顧客管理を無視しては、ビジネスになりにくいといったことを端的に示す例かもしれません。
|