2008年4月26日号、週刊東洋経済
メイドカフェが流行る理由
(ここから)
メイドカフェは、性的な興味や一部のオタクの趣味的興味に基づくものと判断しがちだが、どうもそうではないらしい。
つまり、コーヒーに対価を払っているのではなく、自分が大切にされているという幻想に浸る環境に対してお金を払っているのだ。
(中略)
一部の能力のある従業員は大切に扱われるだろうが、たまたま能力が発揮できなかった正社員や、非正社員雇用の人たちが、企業から大切に扱われることは少なくなっている。
日常生活の大部分を占める仕事の場で、「大切に扱われている」という感覚が失われつつあるのだ。
(ここまで)
これは、お客様の立場と従業員の立場から、自分が大切にされていると感じるかどうかを言っている記事です。
メイドカフェが売っているのは、コーヒーでも性的な興味でもなく、「自分が大切にされている」という感覚を売っているのですね。
先般のサッカーチームが、苦痛を売っているというのと同じように、多角的に見る目は大切です。
この「大切にされている」という感覚は、人間にとって非常に良い感覚なのでしょう。
それはお客様に対するのと同様に、社員に対しても同じ事です。
お客様がお客様としての力を発揮する、社員が社員の力を発揮する、そういった場面には、内面として「大切にされている」という動機が必要なのかもしれません。
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