2006年8月7-14日合併号の日経ビジネスの記事からです。
「主力」「大型」もまさかの空振り なぜ売れない
「知名度も評価も高いブランドなのに」
(ここから要約)
○カシオのエクシリム
コンセプトを「究極の薄さを備えたデジカメ」で2002年の代表するヒット商品の1つになった。 コンセプトを「薄型でコンパクト、スタイリッシュ」に2003年に変更。
ここでも、同等他社製品より薄かったので、まだヒットを続けた。 コンセプトを「エクシリムとはカシオによる製品差異化そのものを指す」と2004年に変更。
ここでエクシリムというブランドに対する消費者の認識と、カシオの新たな解釈との間にギャップが生じた。 2004年、2005年のエクシリムプロは、苦戦のまま生産終了。
○大正製薬のリアップ
1999年に一大ブームを引き起こした男性用発毛剤。
育毛剤には、コンセプトの中に「男性用」が暗に入っている。 コンセプトを「女性用」として新商品「リアップレディ」を投入。
女性の中には、「この人が自分で使うのか」という好奇の目で見られることを恐れて、リアップレディ発売後も、あえて従来の男性用を買う。
(ここまで要約) コンセプトの変更が、せっかく育てたブランド価値を、自ら棄損してしまう場合もあるのですね。 反対にそれだけコンセプトが大切ならば、今、売れていない商品のコンセプトを変更して、新商品を世に出せば、大きな結果を得ることも出来るはずです。 |