東京丸の内のオフィスビルをつなぐ地下室の一角が夜になると輝き
だす。
全面ガラス張りの空間。白が基調のインテリアに、ステージを照ら
すような照明がまぶしい。
そこに色鮮やかなエプロン姿の若い女性たち。
包丁で青菜を刻み、焼きあがったパンを運ぶ。その数、百数十人。
これが「ABC Cooking Studio」の直営スタジオだ。
「ビギナーでも楽しく学べる」をうたい、女性専用の料理教室を全
国展開する。
こんなスタジオが現在、各地に79ヵ所。
駅ビルや百貨店、ショッピングモールが舞台。
今後は年間十数店ずつ増やす予定だ。
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■ 本日のニュースをつくるキモ
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実は、この料理スクールのPRの話が、数年前にうちに来たことが
あります。
そのとき、たしかこの大手町のスタジオだったと思うのですが、見
学に言ったおぼえがあるります。
そのとき、とにかくビックリしたのが、スタジオがステージのよう
に明るいこと。
そばを通りかかった人は、撮影スタジオと間違えるのではないかと
思うほど照明が明るいんですね。
商業施設への出店は、95年の新宿の地価飲食店街だったそうです
が、そのときに働くビジネスマンの間で、若い女性たちが集うAB
Cが静かな話題になっていたんだそうです。
そこで、それならいっそのこと料理する生徒たちを見せてはどうか。
「動きや表情が魅力的なら、さらに人をひきつけるはず」。
反響は期待通りで、仕事帰りのOLや昼間の授業も主婦で埋まり、
土曜の朝には、開店前のロフト正面玄関に生徒が並ぶそうです。
会社設立以来、水と電気を使う料理教室の出店はとてもむずかしか
ったのに、いまでは全国からの出店要請が殺到しているとのこと。
2000年以来、新しいスタイルで年間の新規開設は10〜12ヵ
所に、生徒は4倍に膨れ上がった。
もっともアピール度の高い、生徒たちの明るく楽しい様子がニュー
スとなって、ライブで見せることで、魅力を伝え、評判をおこして
いるわけです。
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★ニュースメイクポイント
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顧客をコンテンツにして店舗をメディアにする
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